「ジュリアン有生」の徒然なるページ

第3回 「夫婦は鏡」

 

ジュリアンは、結婚式に出席するのが大好きなのです。チャペル式のヤツね!
どうして好きかっていうと、牧師さん(神父さんの場合もありますが)が、おっしゃってる事をよ〜く聞いてみると、夫婦生活を営んでいく上で本当に為になるいい事おっしゃってるんですよね。(新郎新婦は緊張のあまり耳に入らないかも知れませんが)
その中でも、今も覚えているジュリアンお気に入りの教えの言葉があります。
 牧師曰く
「新郎○○××は、新婦△△☆☆の心の痛みを自分の身体の痛みと感じ、新婦を思いやりなさい。新婦△△☆☆は、新郎○○××の言葉を神の言葉と思い素直に耳を傾けなさい。」

 どうでしょう?なかなかの名言だと思いません?

 占星学的には、『夫婦は鏡』なのです。
自分のホロスコープの配偶者像に合った人を無意識のうちに皆選んでいるのです。

 自分が変わる事で、相手も変われるのです。ホロスコープ上の自分の欠点を知り、意識的に性格矯正を心掛けるのです。そして、ただ自分が変わろうとするだけでなく、自分をまず変えることで相手も変えなくてはならないと強く思わなければならないのです。その強い気持ちこそが『念』となり相手を変えてゆくのです。(言葉で強制的に言う事を聞かすのとは違います)
そして、それぞれ自分に合ったパートナーとして認め合い、二人で人生をいいものに変えてゆけるのです。

 「ウチの主人は、稼ぎも悪いし、やさしくないし、だらしないし・・・」なんてボヤいてる奥様、まず一度自分のことを振り返ってみましょう。
掃除、洗濯はもちろんの事、ご主人の好みに合う食事が出せてますか?ご主人にやさしく、思いやりをかけてあげてますか?
主婦が管理している家庭の状態がそのまま、ご主人の仕事場での状況に映し出されるのです。
出世して欲しければ、まず家の中を整える事。外に働きに出る(=戦いに出る)一家の主人にとって家は基地なのです。
基地の整備が悪いと戦いづらいものです。

 「ウチの女房は、掃除はしないし、飯もまずい、最近ますます身の周りのことにも構わなくなりババくさくなった」
なんてひどい事思ったりしてるご主人、外に働きに出ている間、自分の親の面倒を奥さんに押し付け、会社帰りに寄るスナックで散々お金を使い、奥さんが化粧品代も節約して、いつも同じ服を着て、パートにも出てて・・・その様な日常を真正面から見たことがありますか?心の奥底に「コイツさえ我慢してくれていたら、全て平穏に収まる」なんて思ってる気持ちありませんか?
給料の良し悪しではなく、自分に出来る最大限の力で奥さんが幸せを感じられるよう、『奥さん第一主義』に変身して下さい。人生のパートナーは親でも子供でも同僚でもなく奥さんなのです。自分と一心同体と思って大事にしなければならない存在なのです。奥さんが幸せな家は、発展します。奥さんは家の守り神だからです。

 お金がたまらないと嘆いておられる方、お金を貯めるには夫婦が仲良くしている事がまず第一なのです。
夫婦仲が上手くいっていない⇒夫が家に寄り付かなくなり、外食が増える⇒夫のお小遣いを増やさないといけなくなる⇒家計が圧迫される上、夫の帰りが遅いので貯蓄や家の購入・買い替え計画、子供の事など、大切な事が話し合えない⇒奥さんも家で不機嫌な顔ばかりしてるようになり家庭内の雰囲気は悪化⇒子供に愚痴る⇒子供も家が面白くないので非行に走ったり、心理的病にかかったりする⇒何もかも上手くいかないのは夫のせい、妻のせいだとお互いに思い、より一層夫婦仲が悪くなる・・・ ・・・
この様に家族の基盤である夫婦関係が上手くいってないと、悪循環でその家は発展しないのです。


 皆さん、上記の牧師の言葉をいつも頭に置いておきましょう。崩れるのにかかった時間分、建て直しにも同じ位の時間がかかります。
でも自己改革を続ける事できっとその内、明るい明日が見えてくるはずです。
『夫婦は鏡』ですよ!






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