ジュリアン有生の「徒然なるページ」
6月5日
第34回 オオボケのジュリアン
昨日、スーパーへ行った。カートを取り、売り場を周った。しかし、どこの売り場を歩いても、どの商品を見ても、夕食のメニューがなかなか決まらない。それでも、何か食べなければ、いえいえ、せめて疲れて帰ってくるダーリンには、手作りのメニューを出してあげなければ、と思いキャベツを一つ手に取り、カゴに入れた・・・つもりだったが、その瞬間、ボトンという鈍い音がジュリアンの足元でした。キャベツが一つ惨めな姿でころがっていた。なんてオオボケなんだろう・・・ジュリアンはカゴをカートの上に乗せるのを忘れ、カートだけを押して、店内をぐるぐる歩き回っていたのだ。不運な事に、その時キャベツ売り場には4〜5人の人達がいて、音がした床をハッと見たあと、何とも言えない眼つきでジュリアンを見たのだった。もちろん、「落ちたキャベツは傷んだだろう」なんて思って、別のものと取り替えるなんて事出来やしない状況だ。
ジュリアンは、そそくさとキャベツを拾い上げ、カゴを取りに向かった。背中に冷ややかな視線を浴びながら・・・・
もう2度と行かない、なんて事できない近所のスーパーで、どえらい失態をやらかしてしまった。(せめて、1週間くらいは違う所へ行こうっと)
そして今日、信用金庫へ行った。ATMで入金しようとしたら、「お取り扱いできません」と弾かれてしまった。ムッとして、窓口へ行き、「すみません、これ入金しようとしたんですけど、弾かれてしまって。信用金庫さん同士なら、手数料無料で入金できるんですよねぇ」とやや抗議めいた、そして自信に満ちた口調で言うと、窓口の人が「すみません。お客様がお持ちのカードは、信用組合さんのもので、ウチは信用金庫なんですけど・・・」
「・・・ ・・・ ・・・」
はぁ〜、ジュリアンはもうはや、暑さで脳が溶けてしまったのだろうか?
気晴らしによっちゃんに電話でもしようと思い、あれやこれやと失敗談を面白おかしげに話すと、よっちゃんは急に黙り込んでしまった。「どうしたの?」とジュリアンが聞くと「なにか、心配事でもあるんじゃないの?よっちゃんにホントの事言ったら、心配かけると思って、黙ってるんじゃないの?○○さん(ダーリンの事)は、どうしてるの?上手くいってるの?エトセトラ、エトセトラ・・・」
余計な心配をさせてしまい、この電話をかけた事すら失敗になってしまった。
そしてそして夜遅く、ハラペコのダーリンが帰ってきた。
肝心のご飯を炊くのを忘れていた・・・
もう一体ジュリアンはどうなってしまったのだろう?TOKIOのTV“ガチンコ”じゃないけど「一体どうなってしまうのか!!!」と叫びたくなっちゃう。
ストレスなのかなぁ〜?
今日はワインでも飲んで、早めに寝ましょ。でも、こんな日って、いい夢見れるのかなぁ?
「タワー」(←タロットのね)な夢にはなりません様に・・・
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