ジュリアン有生の「徒然なるページ」

7月21日

第39回　好きなタイプは「お金持ち」？

このところ、立て続けに4件ほど同じ様な悩みを持つ女性を鑑定した。

同じ様な悩みとは何か。

「付き合ってる人がいて、彼の事は別に嫌いではないのだけれど、収入が・・・」と言ったお悩みである。

そして、そろいもそろって、彼女等は月が牡牛座である。月を牡牛座に持つ女性に対して、金銭に関する拘りを捨てろと言ったって、土台無理な話しである。そして、彼女等はそろいもそろって、そんな自分、つまりは収入や金銭に関して拘りを持つ自分たちに、少々の罪悪感を抱いている。

不景気が長いので、男性の収入もパッとしないのは仕方の無い事だろう。

収入に拘ってしまう女性と、頑張っても女性の願望を満たしえない男性。う〜ん、非常に難しい問題ではあるものの、もう既に結婚しているジュリアンが、アドバイスできるとしたら、やはり、夫婦間において最も必要なものとは、お互いのパーソナリティーを受け入れる事ができるかどうか、ではないだろうか。

どんな人のホロスコープにも、必ず欠点はある。その欠点を受け入れられるかどうかで、結婚の行く末もおのずと決まってくるのではないだろうか？

経済力がなくても恋愛は出来る、しかし、経済力がないと結婚は出来ない。確かにそうかもしれないが、経済力だけでも結婚生活とは継続し難いものなのではないだろうか。長い人生いろんな事がある。結婚した時は、経済的に恵まれていても、将来的にどうなるかなんてわからない。

確かに占星術で金運の良し悪しは、判断できる。しかし、ある有名歌手は、長者番付に載るほど収入があるにも拘らず、出生図上では、それ程の金運はない。なぜか？入ってくるお金より、その人が使うお金の方が多いからである。豪華な邸宅に、高級車、数々のブランド品・・・。占星術上の金運のある人とは、ジュリアンのこれまでの鑑定経験上言える事は、入ってくるお金の方が出て行くお金より多い人、という事だ。実際にその人が、年収いくらで、生涯を通すといくら儲けるという数字までは出てこないのである。金運のいい人と結婚したい。その気持ちは女性として痛いほどわかる。しかし、結婚は2人のホロスコープが一つになることで、補い合える事もあるのだ。逆に、女性の持った星が、元々は良かった男性の金運を下げてしまう事だってある。

ここで、一つ提案である。経済力に拘る自分、そういう自分は、横に置いておいて、相手の男性が破産しかけたとして、その時自分はそれでもその人とやっていく自身があるかどうかで判断してみてはどうだろう？経済力に拘るものの、それでもいざとなれば、その人となら、また、豊かな暮らしを目指し頑張っていける。彼に対してそんな自分がいるかどうかである。「いる」と実感できたなら、結婚を選択すればいい。「いや、だめだ。経済力がなくなった時点で、結婚生活はジ・エンドだ」と思ったなら、それは縁がなかったという事ではなのではないだろうか？縁のある人となら、「この人となら添い遂げられる」という「感」のようなものが働くはずだ。

そして、更に、もう一度改めて、自分が「本当にこの人でいいのだろうか？」と思案している原因が、本当に収入の事だけなのか、という点も、もう一度自分の心の中で、自問自答してみてはどうだろう？

そしてそこに、ジュリアンの占星術とタロットをプラスして、結果を出したとしたら、どんな結果を選択したとしても、後悔しない結果になるのではないだろうか。

しかし、どんなに考えても「自分」に対する自問自答で答えが見つからないという方は、まずはあなた自身のパーソナリティーを、鑑定依頼する事をお勧めする。

ジュリアンは、どんなご依頼にも誠心誠意で鑑定いたしますぞ！

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