ジュリアン有生の「徒然なるページ」
2003.1.19
第47回 廊下を走ったのは誰だ?
ある霊能師さん曰く、ジュリアン家には、ダーのご先祖様がおられるそうだ。前の家で、お目見えしたときのことを以前この徒然に書いたことがあったが、引っ越してからも結構お目見えされる。
お風呂からあがり、ダーに言った。 「何をドタバタ走ってたん?」 ダーは何のことか分からない様子。 「え?なにが?オレ、ずっとパソコンの前にいたで」 「え?でも、換気扇の掃除とか、してたんじゃないの?」 「え?換気扇?ジュリちゃんが年末に掃除したとこやんか。」 「え?だって・・・じゃ・・・お風呂の向こう側の壁を2〜3回ドンドンってたたいたり、廊下をまず寝室方向へ、次にダイニング方向へドタバタ走ってたのは、ダーじゃなかったの?」 「え?・・・ ・・・なにそれ?・・・ジュリちゃんがお風呂に入ってる間、家の中はずっと静かやったよ・・・」 「・・・ ・・・」 「また・・・かな・・・」 「そうみたい・・・」 まったく、こういうことがよく起こる家である。 最近は「その人達」がダーのご先祖様達だと霊能師さんから告げられた事で、恐怖も減ってきたが、それでもやはり怖い。 もう一つオマケに、こんなこともあった。 友人とテレビ電話で話をしていた。ダーが設定してくれた「占なび」じゃないTV電話。お互いカメラ付きである。すると、キッチンで、トンとかコンとか物音がした。 ジュリアンは「あ、また、ラップ音だ」と思った。内心とても怖い・・・ すると、ほぼ同時に、カメラの向こうの友人が言った。(注・友人にはラップ音は聞こえていない) 「ゆ、ゆ、揺れてる・・・ジュリちゃんの後ろのカーテンが・・・」 その途端、向こうのカメラに写っていたジュリアン側の画像がグニャリとゆがんで、見えなくなってしまった、と友人は言う。家に来たこともある友人だったため、カーテンが揺れるはずのない場所にかかっていることは知っていたので、ゾッとしたらしい。こちらからは見えても、友人からは画像の乱れでこちらが見えなくなってしまった状態で、友人が言った。 「キッチン、見てきたら?今なら誰か(?)いるかもよ・・・」 「いやん!!やめてよ!!こわいやん」 「でもでも、気になるやん。見てきたら?」 ジュリアンは、そっとキッチンへ行った。 ・・・これは、本当の話である。ダーのお父さん(昭和61年他界)がダイニングテーブルに横向きに座っていた。右手をテーブルにかけ、左手をイスの背にかけていた。 書こう、書こうと思って書いていなかったが、ジュリアンは、以前ある霊能師さんにちょっとしたことをしてもらって依頼、いつもではないが、霊らしきものが見える時があるようになっているのである。 他にもある。取材の人が来て取材をしていると、玄関のドアを開けようとする音が。この音は、その場に居合わせた人皆が聞いた。皆、話しを辞めて玄関を意識した。ジュリアンが玄関を見に行った。誰もいない・・・ 取材の人はいった。「お昼間なのに、ご主人が帰ってきたのかな、と思った」と。 1年前にお店を閉めて以来、自宅兼事務所で仕事をしているジュリアンなのだが、そのうち占いの鑑定依頼がなくなって、幽霊見学依頼が殺到するようになったらどうしよう??? これこそ、笑い話じゃなく、怖い話しだわ。 ※ 只今、鑑定は電話と「占なび」になっております。幽霊が出るからではなく、原稿を書く時間が多く必要なことと、突然の出張や取材などが最近多いため、対面鑑定のご予約が入れにくい状況なのでございます。只今事務所を探しておりますので、直接対面鑑定は今しばらくお待ち下さい。 |